
<aside class="answer-box">
<p><strong>結論（先に要点だけ）</strong></p>
<ul>
<li><strong>中国では「高徳地図（Amap）」が定番</strong>。Googleマップは中国でほぼ使えず（後述）、<strong>iPhoneの「マップ」アプリは中国国内では高徳のデータで動く</strong>ので、そのまま使えます。</li>
<li><strong>2025年に高徳の国際版「Amap」（英語版）が登場</strong>。App Store / Google Playで配信され、英語表示・英語音声ナビ対応。<strong>中国の電話番号(+86)がなくても</strong>、海外ユーザーとして使えます。</li>
<li><strong>徒歩・地下鉄・バスの経路検索ならアカウント登録は不要</strong>。電話番号を求められる壁が出るのは、<strong>タクシー配車やシェア自転車</strong>を使うときだけです。</li>
<li><strong>タクシーを呼ぶ</strong>なら、AlipayかWeChat Payを設定しておけばOK。AmapやDiDiは英語対応で、国際カード払いに対応しています。</li>
</ul>
</aside>

<figure class="culture-divider">
<img src="/images/diagrams/jp-cn-seal-divider.svg" alt="青海波（せいがいは）の波文様の帯と、中央に朱印をあしらった飾り罫。青海波は日本と中国の双方で吉祥文様として親しまれてきた波の意匠です。" width="1200" height="120" loading="lazy" />
<figcaption>幾重にも続く「青海波（せいがいは）」は、日中どちらでも“滞りなく続く”ことを願う吉祥文様。道案内も、こうして途切れないのが理想です。</figcaption>
</figure>

「中国では高徳地図を入れろ」と書いてあっても、いざ開くと中国語のログイン画面が出て、持っていない中国の電話番号(+86)を求められる——多くの日本人旅行者がここでつまずきます。誰も説明しないのは、**高徳には実質2つのバージョンがある**ということ。正しいほうを選べば、この電話番号の問題はほぼ消えます。このページで整理します。2026年6月時点の情報です。

## そもそも、なぜGoogleマップではダメなのか

中国でGoogleマップが使えない理由は2つ、どちらも具体的です。

- **グレートファイアウォールの内側**：[ローミングeSIMやVPN](/ja/esim/)なしでは、地図タイルすら読み込まないことが多い。
- **座標がずれる**：中国は地図に法定のずれ（GCJ-02、通称「火星座標」）を義務づけており、Googleのピンは数十〜数百メートル単位でずれます。店のピンが道路の真ん中、ということが起きます。

例外は**Appleマップ**。中国国内では**高徳（Amap）のデータで動く**ため、英語・日本語でそのまま使えます。iPhoneユーザーにとっては「何もインストールしない」のが一番ラクな答えになることも多いです。

## いちばんの誤解：高徳は2つある

電話番号問題の根っこがこれです。

| | 国内版「高徳地図」 | 国際版「Amap」 |
|---|---|---|
| 想定ユーザー | 中国の住民 | 訪中する外国人観光客 |
| 表示言語 | 中国語が基本 | 英語など多言語 |
| ログイン | **+86の番号**を求める | 海外ユーザーでも使える |
| 入手先 | 中国のアプリストア | 各国のApp Store / Google Play |

2025年、高徳は訪日客ならぬ**訪中客向けの国際英語版「Amap」**を公開しました（英語UI・英語音声ナビ）。間違って国内版を入れると、例の「中国の番号を入れろ」というログイン画面に阻まれます。**出発前に、自国のApp Store / Google Playから国際版Amapを入れておきましょう。**

## 中国の地図アプリ、結局どれを使う？

日本の旅行者からよく聞かれる「どっちがいいの？」への答えを、端末別に。

- **iPhoneの人**：標準の「マップ」アプリでほぼ完結（中国では高徳データ）。追加インストール不要が最大の利点。
- **Androidの人**：**国際版Amap**が最も実用的（正確なローカル経路＋配車内蔵）。
- **どちらも**：電波の届かない場所に備え、**オフライン地図**を事前にダウンロードしておくと安心。

なお百度地図（Baidu Maps）は中国語中心で外国人には不向き、Huaweiの花瓣地図は多言語対応だが細い道や店舗データが弱め——観光なら高徳/Appleで十分です。

## アカウント登録は必要？

多くの場合、不要です。何が「ログイン必須」かを整理します。

- **ログイン不要**：場所の検索、徒歩ルート、車ルート、**地下鉄・バスの乗換案内**。旅行者が地図でやることの大半はここです。
- **ログイン必須**：**タクシー配車**、シェア自転車の解錠、複数端末での保存同期。

つまり「場所を探して歩く・地下鉄で移動する」だけなら、電話番号の入力画面は無視して（戻って）地図をそのまま使えます。

## 中国の電話番号なしで使う方法

ラクな順に。

1. **国際版Amapを入れ、海外ユーザーとして登録する。** これが本来の使い方で、+86を求められる国内版の壁を回避できます。
2. **そもそも登録しない**（上記の通り、地図・乗換だけなら不要）。
3. **配車だけ別アプリで**：車は[AlipayやWeChat Pay](/ja/pay/alipay-for-foreigners/)のミニプログラム、またはDiDi（英語対応）から。海外発行カードと自国の電話番号で使えます。

避けるべきは、**国内版**の高徳に無理やり海外番号を通そうとすること——掲示板が「できない」報告で埋まっている、その行き止まりです。

## 表示を日本語・英語にする手順

中国語で開いてしまったら、切り替えはすぐです。

1. 右下の**「Me／プロフィール」**アイコンをタップ。
2. **設定（歯車）**を開く。
3. **General → Language Settings（言語設定）**へ。
4. **日本語または英語**を選ぶ。

国際版Amapは最初から英語。**端末の表示言語**を日本語/英語にしておくと、アプリもそれに追従しやすくなります。

## アプリでタクシーを呼ぶ（外国人でもできる）

Amapの隠れた便利機能がこれ。Amapは自社で車を持たず、第三者の配車を束ねる**アグリゲーター**として、中国の**360以上の都市**で配車に対応。**AlipayやWeChat Pay経由で国際カード払い**ができます。

- 国際版アプリでログインし、乗車地と目的地を設定して配車をリクエスト。
- 連携した決済で支払い——現金不要・交渉不要・料金は事前提示。
- 行き先を中国語で説明できないときの、流しのタクシーより確実な代替手段です。

そのために、出発前に[海外カードでAlipay](/ja/pay/alipay-for-foreigners/)を設定しておきましょう。

## 高徳(Amap) vs Appleマップ vs Googleマップ

| | Amap（国際版） | Appleマップ | Googleマップ |
|---|---|---|---|
| 中国での正確さ | 最良（本家データ） | 良（高徳データ） | 低（ピンがずれる） |
| ファイアウォール内で動く | ○ | ○ | ×のことが多い |
| 日本語・英語 | ○ | ○ | ○ |
| 乗換＋配車 | ○ | 限定的 | × |
| 地図にアカウント要 | 不要 | 不要 | 不要 |

**目安**：メインはAmap、設定不要の予備にAppleマップ、Googleマップは出発前の下調べだけ。

## 安全に使うために

「中国の地図アプリは安全？」という不安もよく聞きます。実務的なポイント：

- 公式ストア（App Store / Google Play）からのみ入れる。野良APKは避ける。
- 地図・乗換だけならログイン不要——**個人情報を渡さずに使える**範囲が広い。
- 配車・決済はAlipay/WeChat Pay側で完結し、カード番号を多数のアプリにばらまかずに済む。

## どうしても中国の番号が要る場面

正直に書きます。+86の番号（または住民アカウント）が今も要るのは一部だけ：一部の**クーポン／ポイント**機能、特定の**シェア自転車**事業者の独自アプリ、中国IDに紐づく端末間同期など。通常の旅行には不要です。ぶつかったら、無理せず迂回しましょう。

## 出発前にやること（そして通信の準備）

自宅のWi-Fiで、出発前に：

- **国際版Amap**をダウンロードし、言語を日本語/英語に。アプリストアが普通に使えるうちに。
- **到着時の通信を確保**：地図は圏外では役に立ちません。[出発前にローミングeSIM](/ja/esim/)を入れておけば、着いた瞬間からナビも配車も動きます。

## 手順まとめ

1. 自国のApp Store / Google Playから**国際版Amap**を入れる。
2. 開く——検索・徒歩・地下鉄ナビはアカウントなしですぐ使える。
3. タクシーを使うときだけ、**Me → ログイン**で海外ユーザー登録。
4. 料金用に[海外カードでAlipay/WeChat Pay](/ja/pay/alipay-for-foreigners/)を設定。
5. [事前にeSIM](/ja/esim/)を入れて到着——これで現地で全部動きます。

## 出典

- [Amap debuts English navigation app for international tourists (Jan 2025) — China Daily](https://global.chinadaily.com.cn/a/202501/23/WS679200b3a310a2ab06ea8f0c.html)
- [Amap launches China's first multilingual map, 14 new languages — People's Daily](https://en.people.cn/n3/2025/0714/c90000-20339734.html)
- [How to Use Amap (Gaode Map) in China: A Foreigner's Guide — Trip.com](https://sg.trip.com/guide/phone/amap.html)
- [Apple Maps in China uses Amap mapping data — Apple Legal](https://www.apple.com/legal/privacy/data/en/apple-maps/)

<!-- affiliate CTA: Klook/Trip.com eSIM をここに — 到着直後にナビ・配車で通信が必要 -->
