
<aside class="answer-box">
<p><strong>結論</strong></p>
<ul>
<li><strong>Amapは地図アプリですが、配車アプリとしても使えます。</strong> 中国の多くの都市で、複数の配車会社をまとめて呼べるアグリゲーターです。</li>
<li><strong>支払いはAlipayまたはWeChat Payを先に準備</strong>しておくのが現実的です。海外カードを入れただけでは、すべての支払いが必ず通るわけではありません。</li>
<li><strong>配車はログイン・支払い設定が必要になりやすい</strong>です。地図検索だけの時と同じ感覚で考えないでください。</li>
<li><strong>失敗した時の逃げ道はDiDi、Alipay内の配車、ホテルに呼んでもらう、駅・空港の正規タクシー列</strong>です。</li>
</ul>
</aside>

日本人旅行者にとって、Amapの配車は便利です。目的地を地図上で選べるので、中国語で住所を読み上げる必要がありません。問題は、地図機能よりも一段だけハードルが高いことです。ログイン、支払い、乗車位置、車種選択、このあたりでつまずきます。

このページでは「Amapで車を呼ぶ」部分だけに絞ります。アプリの入れ方や中国番号なしで使える範囲は [Amapのダウンロードと登録](/ja/amap/download/) へ。

## Amap配車が向いている場面

| 場面 | Amap配車が向く理由 |
|---|---|
| ホテルから駅へ行く | 目的地を地図で選べる |
| 観光地から次の場所へ移動する | 流しのタクシーを探さなくていい |
| 住所を中国語で言えない | アプリが目的地を渡してくれる |
| 雨の日・荷物が多い日 | 徒歩や地下鉄より現実的 |
| 深夜・早朝 | ホテルに頼めない場合の選択肢になる |

逆に、空港や大きな駅で正規タクシー列が整っている場合は、無理にアプリ配車にこだわらなくてもいいです。乗車地点探しで迷うより、公式タクシー列に並ぶほうが早いことがあります。

## 事前に必要なもの

配車前に、この4つをそろえてください。

| 必要なもの | なぜ必要か |
|---|---|
| 通信 | 乗車位置、車両番号、運転手からの連絡を見るため |
| Amapのログイン | 配車機能で求められやすい |
| AlipayまたはWeChat Pay | 支払いの受け皿 |
| ホテル名・目的地名の中国語表記 | 検索ミスを減らすため |

支払いがまだなら、先に [海外カードでAlipayを使う方法](/ja/pay/alipay-for-foreigners/) を設定してください。Amapだけ入れても、決済が通らなければ現地で詰まります。

## 基本の流れ

画面はバージョンで変わりますが、考え方は同じです。

1. Amapで目的地を検索する。
2. ルート検索を開く。
3. タクシー / ride-hailing / 打車 に相当する選択肢を選ぶ。
4. 乗車位置を確認する。
5. 車種やサービスを選ぶ。
6. 料金目安を確認する。
7. AlipayまたはWeChat Payで支払い設定を確認する。
8. 車両番号、色、乗車位置を見て待つ。

一番大事なのは、**乗車位置**です。中国の駅、ショッピングモール、観光地は入口が複数あります。地図上で少しずれるだけで、運転手と会えません。

## 乗車位置で迷わないコツ

- ホテルなら正面玄関を選ぶ。
- 大型モールなら、出口番号や門の名前を見る。
- 駅なら、地下駐車場や配車専用乗り場に誘導されることがある。
- 運転手に中国語で説明できないなら、近くのホテルや大きな店の入口まで歩く。
- 雨の日は建物の中で待ちすぎず、車が近づいたら乗り場へ出る。

「地図でピンを置いたから大丈夫」と思うと失敗します。ピンよりも、実際に車が停まれる場所が大事です。

## 支払いで詰まりやすいところ

Amapの配車は、地図検索とは違って支払いが絡みます。海外カードをAlipayに入れていても、すべての車種・すべての注文が通るとは限りません。

| 症状 | 可能性 | まず試すこと |
|---|---|---|
| 支払い方法が出ない | Alipay/WeChat Pay未設定 | 支払いアプリ側を先に確認 |
| 外国カードが拒否される | 銀行または決済側の風控 | 銀行アプリを開き、別カードも試す |
| 注文が進まない | ログイン・電話番号・本人確認不足 | AmapではなくDiDiやAlipay内配車へ切り替える |
| 乗車後に支払いが失敗 | 後払い処理で詰まった | アプリ通知を確認し、ホテルWi-Fiで支払い完了 |

小額の移動で一度テストしておくと安心です。到着初日に、空港からホテルまでの長距離でいきなり試すのは少し危険です。

## AmapとDiDi、どちらを使うべき？

| 比較 | Amap | DiDi |
|---|---|---|
| 強み | 地図からそのまま呼べる、複数サービスを比較しやすい | 配車専用で画面がわかりやすい |
| 目的地指定 | 地図検索と相性がいい | 目的地入力がシンプル |
| 支払い | Alipay/WeChat Pay連携が前提になりやすい | 国際版で海外カード対応しやすい |
| 初心者向き | 地図に慣れている人向き | 配車だけならDiDiのほうが楽なこともある |

結論としては、**Amapは地図から移動を組み立てたい人向け、DiDiは配車だけを確実に済ませたい人向け**です。両方入れておくと、片方が詰まった時に逃げられます。

## 運転手から電話が来たら

日本人旅行者が一番困るのはここです。運転手が中国語で電話してくることがあります。

対応はシンプルにします。

- 電話に出られなければ、アプリ内チャットや定型文を探す。
- 自分の位置を送れるなら送る。
- ホテルや店のスタッフの近くにいるなら、画面を見せて助けてもらう。
- それでも会えなければ、キャンセルして乗車位置がわかりやすい場所から呼び直す。

無理に中国語で説明しようとしなくて大丈夫です。会えない場所で待ち続けるより、わかりやすい入口へ移動して呼び直すほうが早いです。

## 失敗した時の逃げ道

| 状況 | 逃げ道 |
|---|---|
| Amapで支払いが通らない | DiDiを試す |
| DiDiも通らない | Alipay内の配車ミニプログラムを試す |
| アプリ配車が難しい | ホテルやレストランに呼んでもらう |
| 空港・駅にいる | 正規タクシー列へ行く |
| 近距離 | 地下鉄・徒歩に切り替える |
| 深夜で詰んだ | 近くのホテルロビーや大きな店舗へ移動して助けを求める |

中国旅行では、ひとつのアプリに依存しないのがコツです。Amap、DiDi、Alipay、少額現金、この4つがあるとかなり強いです。

## 出発前チェック

- Amapを入れた。
- AlipayまたはWeChat Payに海外カードを設定した。
- DiDiも予備で入れた。
- ホテル住所を中国語で保存した。
- 到着後すぐ使えるeSIMまたはローミングを用意した。
- 空港・駅ではアプリ配車にこだわらず、正規タクシー列も選択肢に入れる。

## 出典

- [Amap debuts English navigation app for international tourists — China Daily](https://global.chinadaily.com.cn/a/202501/23/WS679200b3a310a2ab06ea8f0c.html)
- [Amap launches China's first multilingual map, 14 new languages — People's Daily](https://en.people.cn/n3/2025/0714/c90000-20339734.html)
