お金・両替

中国旅行に現金・両替は必要?

中国では両替は最小限でOK——支払いの主役はAlipay/WeChat。でも現金が要る場面、いくら持つべきか、空港・銀行・ATMの両替比較、外国カードがほぼ使えない現実まで、正直に解説。

「中国 両替」「中国 現金 いる?」で来た方へ。結論を先に——中国はキャッシュレスが極端に進んでいて、現金はもう”主役”ではありません。でも「ゼロでいい」わけでもない。このページで、両替を最小限に抑えつつ困らない持ち方を整理します。

青海波(せいがいは)の波文様と朱印の飾り罫。

結論:両替は最小限、メインはAlipay/WeChat

中国の支払いはQRコード(Alipay/WeChat Pay)が圧倒的。屋台から地下鉄、タクシーまでスマホで完結します。だから事前にやるべきは「両替」より「Alipayにカードを紐づけること」(→ Alipayガイド)。これが旅の支払いの土台です。

なぜ現金が主役じゃないのか

中国ではこの10年でモバイル決済が生活インフラになり、現金を出すと「お釣りがない」「受け取りを渋られる」場面すらあります。逆に言えば、Alipay/WeChatさえ使えれば現金がなくてもほぼ回ります

でも現金が要る場面

  • 路線バス:現金可だがお釣りが出ない(小銭が要る)。Alipayの乗車码があれば不要。
  • ごく一部の小店・露店・地方:QRしか/現金しか、という店がまれにある。
  • スマホ故障・電池切れ・決済トラブル時の保険

これらのために少額だけ持っておく、という発想です。

いくら持っていく?

目安は1人あたり¥500〜1,000程度(数日の旅行)。これで予備としては十分。残ったら出国前に使い切るか、空港で戻す。大金を両替して持ち歩く必要はありません——むしろ防犯上もおすすめしません。

どこで両替・引き出す?

方法レート/手数料メモ
日本の空港・銀行で事前両替普通〜やや不利少額を確保しておくと安心
中国の空港カウンター不利(レート悪い)必要最小限だけ。全額替えない
中国の銀行窓口比較的良いパスポート要・時間がかかる
ATM(銀聯/UnionPay対応)手数料あり銀聯対応カードがあれば現地調達が手軽

外国発行カードはほぼ使えない

ここが最大の誤解ポイント。Visa/Masterの外国カードは、中国の店頭ではほとんど使えません(一部の高級ホテル・空港免税店などを除く)。「カードがあれば大丈夫」は通用しないので、Alipay/WeChatへの紐づけが実質の必須です。中国政府も外国人の支払い不便を問題視し、改善を進めている段階です。[China Briefing]

バス・地下鉄の払い方

  • 地下鉄:Alipay/WeChatの「乗車码(乗車QR)」が最も楽。券売機は現金が使いにくいことも。
  • バス:現金可だがお釣りなし。乗車码があれば小銭不要。
  • 詳しい乗車码の出し方はAlipayガイドへ。

Alipay/WeChat の準備(最優先)

繰り返しになりますが、現金より先にやるべきはこれ。外国発行カードをAlipay(またはWeChat Pay)に紐づければ、支払いの9割は解決します。手順・限度額・つまずきはAlipayガイドに詳しくまとめています。

ネット(eSIM)を着く前に

QR決済も乗車码もデータが前提。中国ではLINEやGoogleがそのまま使えないため、海外ルーティング型のeSIMを出発前に(→ 中国eSIMガイド)。

出典

出発前の準備