中国のインターネット

中国でLINE・Googleを使うために出発前に準備すること

中国本土でLINE、Googleマップ、Gmail、Instagramが使えないことが多い回線と、日本出発前に準備するローミングeSIM、代替アプリ、予備の連絡手段を解説。

中国本土では、同じスマホでも接続先によって使えるサービスが変わります。ホテルWi-Fiでは送れなかったLINEが、海外ローミング回線へ切り替えると届くこともあります。

中国本土の通常回線で使えないアプリと使えるアプリ
アプリ名より「今どの回線を使っているか」を確認します。China Travel Radar作成、2026年8月25日確認。

日本人旅行者が止まりやすいアプリ

用途通常の中国回線旅行前の準備
LINEのメッセージ・通話つながらないことが多い国際ローミング対応eSIM、家族との予備連絡先
Google検索・Gmail・Drive通常はブロック必要書類をオフライン保存、メールの予備経路
Googleマップ接続・中国国内の地図精度とも不向きAMapとAppleマップ
Instagram・Facebook・X・YouTube通常はブロック必要ならローミング回線、投稿は帰国後でもよい
WeChat・Alipay・AMap・DiDi通常どおり日本で登録・本人確認・支払い設定
iMessage・Appleマップ一般に利用可能iPhoneの予備経路にする

ネット規制は変更されることがあります。「このアプリは必ず使える」と固定せず、重要な連絡は別経路も用意してください。

LINEを使い続けたい場合

日本の家族・職場との連絡がLINEだけなら、次を出発前に確認します。

  1. LINEを最新版にし、ログイン中であることを確認する。
  2. アカウント引き継ぎに使う電話番号・メール・パスワードを確認する。
  3. 旅行中は理由なくLINEを削除しない。
  4. 中国本土で国際ローミングとして使えるeSIMをインストールする。
  5. 家族に、LINEが届かない時のSMS・メール・ホテル電話を共有する。

ホテルWi-Fiへ自動接続すると、LINEだけ止まることがあります。送信が進まない時はWi-Fiを切り、ローミングeSIMのモバイルデータへ戻して試します。

Googleマップは、つながっても主地図にしない

ローミング回線でGoogleマップが開いても、中国本土の地点情報や交通案内は旅行の最後の1kmに十分とは限りません。

  • iPhoneはAppleマップを予備にする。
  • Android・詳しい店舗検索・地下鉄はAMap Globalを使う。
  • ホテル名と住所は中国語でも保存する。
  • 駅は「上海駅」「上海虹橋駅」など、正式な駅名まで確認する。

eSIMを選ぶときの確認項目

商品名に「China」とあるだけでなく、次の3点を見ます。

  • 中国本土でGoogle・LINEなどへ接続できる国際ローミング型か。
  • テザリングが必要なら対応しているか。
  • 開通日、日数、データ上限、速度制限の数え方。

eSIMはデータ回線であり、中国の+86電話番号を付ける商品とは限りません。SMS認証が必要なアプリの解決策とは分けて考えます。比較は中国eSIMガイドへ。

VPNは予備として考える

VPNの接続可否は、事業者、ホテルや現地SIMのネットワーク、時期で変わります。業務用VPNが会社から指定されている場合は、出発前に管理者へ中国本土での利用方法と代替連絡を確認してください。未検証のVPNだけを、搭乗券・会社メール・家族連絡の唯一の経路にしないことが大切です。

出発前チェック

  • eSIMまたは携帯会社の海外ローミングについて、利用開始日と開通手順を確認した。
  • LINE、Gmail、航空会社アプリを更新し、ログインした。
  • AMap・Alipay・WeChat・DiDiを入れた。
  • 航空券、ホテル、中国デジタル入国カードのQRをオフライン保存した。
  • ホテルWi-Fiで止まった時はモバイルデータへ戻す、と覚えた。
  • 家族と予備の連絡方法を共有した。

参考資料

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出発前の準備