ビザ不要 · 30日
日本人は中国旅行にビザが必要?
日本の普通旅券なら、中国本土は30日までビザなしで入国できます(2024年11月末に再開、15日→30日に拡大)。対象になる目的、30日の落とし穴、入境カードの要否、それでもビザが要る場合まで。
「中国 ビザ 日本」「中国 30日 ビザなし」で来た方へ。結論はシンプルで、普通のパスポートを持つ日本人なら、観光や数日の滞在でビザは要りません。2024年末にルールが変わったので、まずそこを押さえましょう。
日本国籍はビザなしで中国に入れる?
はい。日本の普通旅券保持者は、中国本土に30日までビザなしで入国できます。 2024年11月30日に再開され、2026年12月31日まで延長されています。[China Briefing] かつての15日から30日へと大幅に拡大されました。観光なら、事前にビザ申請をする必要はありません。
まず自分に当てはまる制度を確認
日本人の旅行者が中国に入る方法は、実質3つあります。多くの人は①でOKです。
- ① 30日ビザなし(普通旅券) ← ほとんどの旅行者はこれ。観光・商用・親族訪問など。
- ② 240時間トランジット — 第三国へ乗り継ぐ場合の制度(北京・上海トランジット参照)。30日ビザなしが使える日本人には基本不要。
- ③ 観光ビザ(Lビザ) — 30日を超えて滞在する、就労する等、ビザなしの条件を外れる場合。
ビザなし入国でできること(目的・期間)
ビザなしで認められるのは、観光・商用・親族訪問・交流・トランジット。滞在は1回の入国につき最大30日です。[visaforchina(公式FAQ)] 注意点として、有償の就労はビザなしでは認められません(短期商談・会議はOK、現地で働くのはNG)。
注意:30日の数え方でつまずく人が多い
- 30日は1回の入国ごとの上限で、累計の滞在日数も管理されています。
- オーバーステイは罰金・出国時のトラブルにつながります。長めの滞在を予定するなら、最初から観光ビザを取るほうが安全。
- 香港・マカオへ出て再入国し、30日をリセットして長居する——という裏技は、繰り返すと入国審査で拒否される例があります。素直に制度の範囲で。
入国後の必携:パスポート常時携帯・違法就労はNG
中国では16歳以上の外国人はパスポートの常時携帯が求められます(ホテルチェックインや警察の確認で必要)。紛失すると出国手続きが非常に面倒になるので、コピーやスマホ撮影のバックアップも。繰り返しになりますが、ビザなしでの就労・長期居住は不可です。
持っていくもの
- 残存有効期間が滞在日数以上のパスポート(余裕をもって6か月あると安心)。
- 目的を示す書類:往復の航空券、ホテル予約など(入国審査で求められることがあります)。[China Briefing]
- 入境カード(デジタル) の記入(→ 入境カードガイド)。
ビザなし vs 240時間トランジット vs 観光ビザ
| 30日ビザなし | 240時間トランジット | 観光ビザ(L) | |
|---|---|---|---|
| 日本国籍 | ◎ 基本これ | △ 通常は不要 | 30日超や就労時 |
| 滞在 | 最大30日 | 最大10日 | ビザの条件による |
| 第三国行きチケット | 不要 | 必要 | 不要 |
| 事前申請 | 不要 | 不要 | 必要(領事館) |
迷ったら——普通の観光なら30日ビザなし一択。乗り継ぎだけでも、日本人は30日ビザなしで入れるのでトランジット制度を気にする必要はほぼありません。
それでもビザが必要になる場合
- 30日を超えて滞在する。
- 就労・就学・取材・長期居住など、観光・商用の範囲を超える活動。
- 普通旅券以外(公用・外交旅券は別規定)。
これらに当てはまるなら、駐日中国大使館・領事館(またはビザ申請センター)で該当ビザを申請します。
古い中国ビザがパスポートに残っている場合
過去の中国ビザが残っていても、ビザなしの条件を満たすなら、そのままビザなしで入国できます(古いビザを使う必要はありません)。入国時はビザなし扱いで問題ありません。
着く前に済ませること
エントリーが楽になっても、中国の壁(ファイアウォール)と支払いは別問題です。出発前に:
- eSIM:LINEやGoogleは中国でそのまま使えません。海外ルーティング型を出発前に(→ 中国eSIMガイド)。
- 支払い:現金は使いにくい。Alipay/WeChat Payにカードを紐づけ(→ Alipayガイド)。
- 入境カード:ビザなしでも必要(→ 入境カードガイド)。
行き先に迷ったら、都市ガイドも参照してください。