中国税関の持ち込みガイド

中国へ持ち込めるもの・持ち込めないもの:税関チェッカー

薬、食品、現金、酒、電子機器、ペットを中国へ持ち込む前に判定。申告が必要な場合と用意する書類を整理します。

上のチェッカーは、個人旅行者が手荷物として中国本土へ持ち込む一般的な品目を整理するためのものです。商用輸入、別送品、郵便物には使えません。最終判断は入国時の中国税関が行います。

薬や食品を品目別に整理した中国旅行用スーツケース
説明が必要な品はまとめる。 元の包装、レシート、処方箋をすぐ出せる場所に入れます。

まず3つの質問で分ける

  1. 禁止品、または検疫対象の動植物品ではないか。
  2. 自分で使う量として自然か。新品の同一商品を何個も持つと商用に見えます。
  3. 現金、酒、たばこ、国内に残す物が申告基準を超えていないか。

禁止・制限品に当たりそうなら、許可条件を公式に確認できない限り持って行かないのが安全です。量や価値が曖昧なら、緑色レーンで賭けるより申告します。

薬、食品、現金、電子機器の税関リスク分類
品名だけで決まりません。 原材料、数量、用途、中国に残すかどうかで判断が変わります。

薬は「必要量・元の包装・説明書類」

短期旅行で使う量に絞り、薬局の箱やボトルを残します。処方箋や診断書には一般名、用量、必要な理由が分かる記載があると説明しやすくなります。ピルケースだけに移し替えると、成分を確認できません。

向精神薬、麻薬成分、注射薬、冷蔵薬、CBDなど大麻由来成分は特に事前確認が必要です。日本で処方・販売されていても、中国で同じ扱いとは限りません。中国大使館または中国税関へ有効成分名で確認してください。

食品は「未開封だから大丈夫」ではない

市販の菓子、チョコレート、茶などは、生鮮品や手作り食品より判断しやすい品です。ただし、包装済みの肉菓子、卵黄入り月餅、肉エキス入りスープは原材料によって動物由来品になります。

生の果物・野菜、肉や肉製品、卵、多くの乳製品、種子・苗・土・植物は持参を避けるのが無難です。免税店や空港で買った食品でも、中国入国の検疫規則は別に適用されます。

酒・たばこ・現金の申告目安

中国税関の旅客案内で申告対象として示される主な基準です。

品目申告基準
アルコール度数12%以上の酒1,500ml以上
紙巻きたばこ400本以上
葉巻100本以上
たばこ葉500g以上
人民元現金20,000元以上
外貨現金5,000米ドル相当以上

これは申告の基準であり、基準未満ならあらゆる条件で免税・無制限という意味ではありません。多額の現金には出所を説明できる銀行記録も用意します。

スマートフォン、カメラ、贈り物

使用中のスマートフォン、ノートPC、カメラは通常、旅行者の身の回り品として説明できます。一方、未開封の同型端末を何台も持つ、中国に置いて帰る高価な機材、販売用の商品は別です。

非居住者が中国国内に残す2,000元以上の物品は、公式案内上の申告対象です。自分のカメラを持ち帰る場合と、中国の知人に渡す新品は同じ扱いではありません。

モバイルバッテリーは税関とは別に航空規則があります。預け入れず、容量表示を読める状態にしてください。中国国内線を使うなら中国モバイルバッテリー・3Cチェッカーも確認します。

赤色レーンと緑色レーン

中国税関の赤色申告レーンと緑色レーンの選び方
迷ったら赤色レーン。 原材料、数量、価格、用途を説明できるようにします。

申告品がなく、常識的な量の身の回り品だけなら緑色レーンです。基準超過、制限品、中国に残す品、判断できない品があれば赤色レーンを選びます。申告は違反を認める手続きではなく、税関に判断を求める手続きです。

税関は、持ち込み許可、課税、検疫処理、返送、放棄、没収などを決定できます。品物を奥に隠さず、包装と書類を一緒に提示します。

出発前チェック

  • 不明な品をチェッカーに入力する
  • ラベル、レシート、処方箋を撮影する
  • 書類をオフラインでも見られるようにする
  • 液体、電池、機内持込は航空会社の規則も確認する
  • 古いSNS投稿ではなく、出発直前に公式情報を見直す

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公式情報

出発前の準備